In Search of Leadership: West Bank Politics since 1967

被占領地パレスチナ(特にヨルダン川西岸地区)における指導者層の形成や変化を検討した研究書である。名望家層や市長らにとどまらず、学生組織に関する分析も含む点が興味深い。学生組織に関しては、特に長らく学生動員を独占していた共産主義者組織とそれに対抗を挑むPLO諸党派系団体(ファタハ、人民戦線、民主戦線)、そして台頭するイスラーム主義組織(後のハマースなど)という構図が興味深い。(鈴木啓之)