宗教シオニズムの100年(全3巻)(מאה שנות ציונות דתית)

1903年のミズラヒ運動創設から100年目という節目に刊行された、宗教シオニズムに関するアンソロジー。宗教シオニズムのイデオロギー・神学・文化的な基礎と根源的問題を明らかにし、それによって宗教シオニズムの思想と活動に新たな価値と評価を与えようという目的で刊行された。

本著は全3巻で構成されており、第1巻は宗教シオニズムの中心人物と宗教シオニズム運動の創設をもたらした出来事に関する論文、第2巻は宗教シオニズムの起源に関して多様な視点を提示する論文、第3巻は宗教シオニズムから派生した諸潮流に関する論文を収めている。

宗教シオニズムないしはイスラエルの民族宗教派を研究する上で、主要な研究者の論文を網羅している本著は外せない。(今野泰三)