Refugees into Citizens: Palestinians and the End of the Arab-Israeli Conflict

在米ユダヤ人国際法学者によるパレスチナ難民問題の概説書。オスロ以降の中東和平プロセスを支持する立場から、第一部では現状と歴史過程の分析を、第二部では将来に向けた提言をまとめる。

第一部では、歴史の論点別に整理が行われ、人口・社会状況についてはデータの詳細な比較整理が行われている。第二部ではイスラエル以外でのパレスチナ難民受け入れを含めた「地域的」解決案を案のひとつとして提示。

著者自身は、二国家並立、難民帰還権の一部放棄(現住地への帰化+第三国定住)を支持しているよう(錦田愛子)。