汎アラブ運動

中東戦争とイスラエル

日本の現代イスラエル研究第一人者により、第三次中東戦争直後に執筆された2部作の論文。シオニズムとイスラエル・ナショナリズムの本質まで切りこむ深い考察が加えられている。 論文第1部の前半は、第三次中東戦争開始直前のイスラエ […]

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(パレスチナ事典:第二版) الموسوعة الفلسطينية

パレスチナ問題に関するあらゆる情報を集めたパレスチナ事典の第二版である。1984年発行の第一版(4巻本)と比較して内容がさらに充実し、7巻本となっている。それぞれの巻は、項目毎にまとめられ、研究者による詳細な説明、論考が […]

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The PFLP’s Changing Role in the Middle East

英語で参照可能なパレスチナ解放人民戦線(PFLP)に関する数少ない研究書である。アラブ民族主義者運動(ANM)からいかにして組織が発展したのか、パレスチナ解放機構(PLO)においてどのような立場をとり、また実際に脱退や再 […]

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東方問題再考

パレスチナ問題とアラブ・イスラエル紛争の根本原因を、「東方」概念の歴史的展開を軸に世界史的視点から論じた論考。 本論考の特徴は、ヨーロッパとイスラム世界を相互に切り離された自己完結的な世界と捉える見方を批判し、十字軍、東 […]

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Identity and Religion in Palestine: The Struggle between Islamism and Secularism in the Occupied Territories

パレスチナ被占領地における丹念な現地調査を元に執筆された本文献は、「世俗派」と「宗教派」という二項対立的理解に疑問を呈す素材を提供し得る。特にファタハ支持者を事例とした箇所で言及される「イスラーム主義なきイスラーム」とい […]

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