コロニアリズム/ポスト・コロニアリズム
Facts on the Ground
2013年4月13日
本書はミシェル・フーコー、エドワード・サイードらによる制度としての学問の対象化の作業、および「学問の客観性」こそが極めてヨーロッパ中心主義的であるとの提起をふまえ、パレスチナ/イスラエルにおける考古学を対象とした(ポスト […]
世界のユダヤ人とその世界
2013年1月27日
ユダヤ人の民族性とユダヤ人問題を超歴史的なものと見なす視点を批判し、ユダヤ人が国際的な一体性を持つ民族として観念され、ユダヤ人問題が普遍的・本質主義的な意味づけをされるに至った歴史的状況を考察した論考。 本論考の前半部で […]
Ethnocracy: Land, and the Politics of Identity Israel/Palestine
2013年1月2日
本著の特徴は、イスラエルとパレスチナを一つの構造分析の中に捉え、その地理・政治・文化・社会・経済的ダイナミクスを、「エスノクラシー(Ethnocracy)」という概念で総合的に分析する点にある。エスノクラシーとは、民主主 […]
Israel, A Colonial-Settler State?
2013年1月2日
パレスチナへのシオニストの移民・入植と、その結果生まれたイスラエルを「植民地主義的な入植国家」として分析することを提唱した先駆的研究。 著者は、パレスチナでのイスラエル国家建設を「19 世紀と20 世紀におけるヨーロッパ […]