シティズンシップ・ID・パスポート
パレスチナ外交・政治文書閲覧サイト(アラビア語・Wafa資料)
・Wafa<http://www.wafainfo.ps/index.aspx> もともとPLOの報道機関として設立された「パレスチナ報道情報局」(Wafa)による情報発信ページである。最新の情報のみならず、右端のタブの […]
Every Sixth Israeli: Relations Between the Jewish Majority and the Arab Minoriry of Israel
パレスチナ/イスラエルの知識人による論文集。タイトル通り「6分の1のイスラエル人」(当時)であるイスラエルのアラブ人とユダヤ人との共存とその問題に関係した文章が掲載されている。作家、ジャーナリスト、教育者としてイスラエル […]
Being Israeli
新制度論をグローバリゼーション化における各国の移民編入政策への分析に取り込んだヤスミン・ソイサルの議論を、イスラエル社会のメンバーシップにおける「包摂」と「排除」の論理への分析に適応しようとした著作。イスラエルの市民権の […]
The great war and the birth of the modern passport system
本論文はパスポートの歴史の専門家による、第一次大戦期に生まれた近代パスポートシステムに関する論考である。 本論文では、パレスチナ/イスラエルに関する議論は出てこない。しかし、第一次大戦の所産である委任統治領パレスチナとイ […]
A broken trust : Herbert Samuel, Zionism and the Palestinians 1920-1925
近年、第一次大戦100周年を目前にして、委任統治領パレスチナに関する研究書が多く発刊されている。本書は委任統治領パレスチナを扱う研究のなかでも、現在のパレスチナ/イスラエルの間にある非対称の紛争構造を考える上で重要な研究 […]
悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事
エミール・ハビービーによる小説、『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(الوقائع الغريبة في اختفاء سعيد أبي النحس المتشائل)の初の日本語訳である。 物語としての価 […]
Colonial Effects: The Making of National Identity in Jordan
本書は、「典型的な脱植民地化した国民国家」(p.1-2)としてのヨルダン・ハーシム王国における、ナショナルアイデンティティと国民文化の形成を主題としたものである。とりわけ、ベドウィンとともにパレスチナ系住民の包摂および排 […]
宗教学から見た近代ユダヤ人のアイデンティティ――近代国民国家と宗教の定義――
本論考は、ユダヤ教・ユダヤ史を近代主義の問題として捉えなおすという問題意識から編纂された論文集の一章。西欧近代において「宗教」「民族」などの新たな法律概念・政治概念がどのように「ユダヤ教(Judaism)」を規定し、現代 […]
Ethnocracy: Land, and the Politics of Identity Israel/Palestine
本著の特徴は、イスラエルとパレスチナを一つの構造分析の中に捉え、その地理・政治・文化・社会・経済的ダイナミクスを、「エスノクラシー(Ethnocracy)」という概念で総合的に分析する点にある。エスノクラシーとは、民主主 […]