近現代パレスチナ

(パレスチナドキュメント・プロジェクトHP)أوراق : مشروع الأرشيف الفلسطيني

ラーマッラー郊外に位置するパレスチナのビールゼイト大学が公開するウェブドキュメントのホームページである(http://awraq.birzeit.edu/)。個人文書、歴史的出来事に関する一次資料、各組織による政治声明、 […]

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中東戦争とイスラエル

日本の現代イスラエル研究第一人者により、第三次中東戦争直後に執筆された2部作の論文。シオニズムとイスラエル・ナショナリズムの本質まで切りこむ深い考察が加えられている。 論文第1部の前半は、第三次中東戦争開始直前のイスラエ […]

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The Ethnic Cleansing of Palestine

歴史家イラン・パペが1948年のナクバに関してまとめた歴史書。タイトル通り、ナクバをパレスチナにおける「民族浄化」と捉え、それが偶然の積み重ねや場当たり的になされた命令の結果として起きたのではなく、マスタープランが存在し […]

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(パレスチナ事典:第二版) الموسوعة الفلسطينية

パレスチナ問題に関するあらゆる情報を集めたパレスチナ事典の第二版である。1984年発行の第一版(4巻本)と比較して内容がさらに充実し、7巻本となっている。それぞれの巻は、項目毎にまとめられ、研究者による詳細な説明、論考が […]

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(マルジ・ズフール:パレスチナにおけるイスラーム主義運動の一大局面) مرج الزهور: محطة في تاريخ الحركة الاسلامية في فلسطين

1992年12月にイスラエル当局によって被占領地で活動するイスラーム主義組織のメンバーが大量逮捕され、レバノン南部マルジ・ズフールに追放される事件が起きた。イスラーム抵抗運動(ハマース)とイスラーム聖戦運動の2団体から4 […]

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パレスチナ外交・政治文書閲覧サイト(アラビア語・Wafa資料)

・Wafa<http://www.wafainfo.ps/index.aspx> もともとPLOの報道機関として設立された「パレスチナ報道情報局」(Wafa)による情報発信ページである。最新の情報のみならず、右端のタブの […]

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The land Question in Palestine, 1917-1939

パレスチナにおけるいわゆる「土地問題」について、膨大な委任統治政府の公文書群への分析に基づいて論じた著作。主に、パレスチナ地域に対する独自の利害をもった存在としての委任統治政府の土地政策を巡るシオニストとアラブ人地主の間 […]

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犠牲者としてのユダヤ人/パレスチナ人を超えて:ホロコースト、イスラエル、そしてパレスチナ

いわゆるポスト・シオニズムの諸研究に触発されながら、イスラエル社会の犠牲者像の所在やその変容について概観した論文。建国当初、イスラエル社会においてホロコースト生存者に対する視線には冷たいものがあった。自立的なユダヤ人を目 […]

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Rising Dust: A Cultural History of Dance in Palestine

オーストラリア出身のダンサー/コレオグラファーによる、パレスチナにおけるダンスの通史。パレスチナのダンスの起源にこだわり最古の文書記録として3800年前のマリ王ジムリリムの書簡や聖書における記述などの紹介から始めているの […]

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(パレスチナ民族主義運動文書集・1918~1939年:アクラム・ズアイタル資料より) وثائق الحركة الوطنية الفلسطينية 1918-1939: من أوراق أكرم زعيتر

イギリス委任統治期におけるアラブ大反乱(パレスチナ大革命)までの文書や声明を集めた資料集である。巻末に文書の写真あり。各地の民族主義団体による声明、アラブ高等委員会による声明などが収録されている。(鈴木啓之)

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(パレスチナ民族主義運動・1935~1939年:アクラム・ズアイタルの日記より) حركة الوطنية الفلسطينية 1935-1939: يوميات أكرم زعيتر

アクラム・ズアイタル文書集と対になる書籍であり、アラブ大反乱(パレスチナ大革命)の姿を伝える貴重な資料である。本書籍を参照した日本語による研究として藤田進による『蘇るパレスチナ』がある。(鈴木啓之)

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(パレスチナにおける政治的指導者と諸組織:1917~1948年) القيادات و المؤسسات السياسية في فلسطين 1917-1948

イギリス委任統治下のパレスチナにおける政治活動を扱った900ページを超える大著である。オスマン帝国末期からイギリス委任統治開始、ハーッジ・アミーン・フサイニーの登場、アラブ大反乱(パレスチナ大革命)、第二次世界大戦、第一 […]

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(離散の前:写真に納められたパレスチナ人の歴史、1876~1948年) قبل الشتات: التاريخ المصور للشعب الفلسطيني 1876-1948

撮影された写真を時代ごとに整理した資料集である。現代の視点から見れば、驚くほど変わっていないものとすっかり豹変してしまったものが入り交じっている印象を受ける。戦争や戦闘に関する写真も多いが、農村の風景やヤーファーの良港、 […]

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(忘却せぬために:イスラエルによって1948年に破壊された村、そして犠牲者)كي لا ننسى: قرى فلسطين التي دمرتها اسرائيل سنة 1948 و اسماء شهداء

ワリード・ハーリディーの編集により、1948年にイスラエルによって破壊された村々の名前や地図上の位置、土地所有者の割合(アラブ人、ユダヤ人、共有地)、土地の使用形態(農地など)、1931年と1944年次点での各村の住民人 […]

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A broken trust : Herbert Samuel, Zionism and the Palestinians 1920-1925

近年、第一次大戦100周年を目前にして、委任統治領パレスチナに関する研究書が多く発刊されている。本書は委任統治領パレスチナを扱う研究のなかでも、現在のパレスチナ/イスラエルの間にある非対称の紛争構造を考える上で重要な研究 […]

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Palestinian Village Histories: Geographies of the Displaced

1948年のナクバのなかで破壊されたパレスチナ人村落にかんする歴史書は、これまでに約120冊が出版されてきた。これらの歴史書はディアスポラのパレスチナ人の地縁・血縁ネットワークを通じて編集・配布されているため、長らくその […]

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Plan Dalet: Master Plan for the Conquest of Palestine

ナクバ40周年を機に発表された論文。すでに初版においてパレスチナ難民発生に関するダレット計画の重要性を指摘していたが、改訂版である本稿ではヘブライ語で書かれたダレット計画の英訳版を付け加えるなど、難民化とダレット計画の不 […]

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The Return Journey: A Guide to the Depopulated and Present Palestinian Towns and Villages and Holy Sites

ヘブライ語で発行された地図のうえに、かつて存在したパレスチナ人の村落や聖域などを重ね合わせた歴史地図である。ネゲヴ南部をのぞき歴史的パレスチナ全域を200近くの図版におさめ、ハイファやナザレなど都市部はさらに詳細な地図が […]

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パレスチナ

PLOによる編集協力のもとで編まれた本文献は、ヤースィル・アラファート(ファタハ代表、パレスチナ解放機構[PLO]議長)やジョルジ・ハバシュ(パレスチナ解放人民戦線代表)、ナーイフ・ハワートメ(パレスチナ解放民主戦線代表 […]

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パレスチナ

石油危機の余韻さめやらぬなか書かれた日本語によるパレスチナ問題の解説書である。パレスチナ問題の歴史的起源を聖書時代まで遡る点、現代史においてはハーッジ・アミーン・フサイニーやパレスチナ解放運動の評価がエジプト大統領アンワ […]

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アラブの解放

文学から歴史、政治声明、インタビュー、論考など、非常に幅広くパレスチナ問題を取り上げた書籍であり、「中東紛争」を「パレスチナ問題」として日本社会に提起した(冒頭の著者による「まえがき」に拠る)。 タウフィーク・ザイヤード […]

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パレスチナの革命

第一次石油危機直前の日本においてパレスチナ問題を取り上げた数少ない新書である。時を経ることによって、日本とパレスチナとの関わりについても考えさせられる一冊となっている。(鈴木啓之)

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パレスチナ問題の総合的研究

中東経済研究所によるパレスチナ問題の通史、現状分析、資料集。1980年代前半までの歴史を網羅し、またPLOやその他の党派(ファタハやパレスチナ解放人民戦線など)の重要人物をリスト化している。執筆者には新川雅子、岩永博、生 […]

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Palestinian Secular Terrorism: Profiles of Fatah, Popular Front for the Liberation of Palestine, Popular Front for the Liberation of Palestine-General Command, and the Democratic Front for the Liberation of Palestine

「世俗派テロリズム」とわざわざ銘打ってある点が、2001年以降の出版であることを悲しげに物語っている印象が強い。本書は、ファタハやパレスチナ解放人民戦線、パレスチナ解放人民戦線・総司令部派、パレスチナ解放民主戦線に関して […]

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The PLO The Struggle Within: Towards an Independent Palestinian State

パレスチナ解放機構(PLO)そのものを研究対象とした英語による研究である。PLOが諸党派の集合体であることを考慮すれば、この研究の価値は計り知れない。パレスチナ国民評議会(PNC)ごとに転換点を迎えるPLO内部での諸党派 […]

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Popular Resistance in Palestine: A History of Hope and Empowerment

ビールゼイト大学教員であり、自身も活動家としてのキャリアを持つ著者による抵抗運動史研究である。20世紀前半から21世紀前半までと長期間を扱うが、多くの先行研究を踏まえつつ自身によるインタビューで裏付けなども行っており、参 […]

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Peaceful Resistance: Building a Palestinian University under Occupation

パレスチナ被占領地ビールゼイト大学学長であるガビ・バラムキ(ジャービー・バラームキー)による自叙伝的論考である。被占領地で最初の4年生大学としてビールゼイト大学がラーマッラー郊外のビールゼイト村に設立される過程や、その後 […]

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In Search of Leadership: West Bank Politics since 1967

被占領地パレスチナ(特にヨルダン川西岸地区)における指導者層の形成や変化を検討した研究書である。名望家層や市長らにとどまらず、学生組織に関する分析も含む点が興味深い。学生組織に関しては、特に長らく学生動員を独占していた共 […]

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The PFLP’s Changing Role in the Middle East

英語で参照可能なパレスチナ解放人民戦線(PFLP)に関する数少ない研究書である。アラブ民族主義者運動(ANM)からいかにして組織が発展したのか、パレスチナ解放機構(PLO)においてどのような立場をとり、また実際に脱退や再 […]

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(パレスチナの現状とアラブおよび国際的次元における展望と枠組み)الواقع الفلسيطيني الراهن و آفاقة اطار البعدين العربي و الدولي

日本語訳『現在のパレスチナの現状とアラブおよび国際的次元における展望と枠組み』 パレスチナ解放人民戦線による論考を掲載した冊子。(鈴木啓之)

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